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朝8時から仕込んで深夜2時に帰宅…プロレスより過酷なラーメン店経営

それでも君はやるのか?
川田 利明 プロフィール

店を始めて「激ヤセ」した

ここまで読んで、何か気がついてくれただろうか?

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これだけやることがいっぱいあって、本当に時間がない。じゃあ、何を削るかと言ったら、もう食事の時間しかない。だから、朝も昼も食べていない。正確に言えば、特に朝食に関しては、もはや食べる気にもならない。

夜も営業(18~22時)を終えて、片付けをして、フライヤーの油の交換なんてやっていたら、家に帰ってくるのはどんなに早くても深夜2時ぐらい。

お酒を飲んだお客さんが、予定閉店時刻を超えて残っている時なんかはもっと遅くなるので、もうヘトヘトで、飯を食う気持ちにもならないし、睡眠時間を削ったら、体力が持たないんで、食事の時間を削るしかない。

 

結果、店を始めてからすぐに20~30㎏は痩せた。三沢さんたちとバリバリとやっていた頃は115㎏くらいあったのかな。だから、久しぶりに会った人にはビックリされたよ。もちろん、ファンの人たちも同じ反応。やっぱりプロレスと両立するなんて無理。こんな体じゃリングに上がれないからね。

でも、リングに上がらなくなったというのに、医療費だけはすごくかかるようになった。膝や腰など、体に大きな負担がかかるからだ。これも予想外だったね。

まぁ、プロレスラーというのは、それこそ骨が折れていてもリングに上がって、闘いながら治すみたいな部分もあったけど、ラーメン屋の厨房をひとりで回す、ということは、こんなにもハードワークなんだと知っておいてほしい。