「底値のシグナル」を探せ
株を買い、その後に利が乗って、利益確定する。これは誰もが願う株価の動きである。
6971 京セラ
* みんなの株式 より
買いの最高のタイミングは「底値」を冷静に見付けることでつかめる。
間違ってはいけないのは、「押し目」ではなく、「底値」を確認することである。
株では「下げる」ことを「押す」と呼ぶので「押し目」は、上げている途中の下げだけでなく、下げている最中の一段の下げもある。ただ、これは底値ではない。
「底値」は、ガンガン下げて、あきれるほど下げて、「コツン」と来たタイミングである。
「これ以上は下げようがない」というレベル。
見極めが難しいのは、押し目と底値が似たタイミングになるからだ。
ほとんどの人は「底値」を買えず、上がり始めたところでようやく気づき、少し下げたところで買おうとする。
なぜなら、怖いからである。これまでガンガン下げたから、保有銘柄に大きな損が出ている可能性が高い。
株を買うには勇気がいる時だ。
ここをあえて買おう。その勇気がないと、株では儲からない。
大底では、得てして「投げ売り」が出るものだ。
だから、下げも急になる。いくらでも良いから「成り行きでの売り」が出るわけである。
ここで、テクニカルの分析をすれば、チャートでは「下ヒゲの長いローソク足」が出る。別に、難しくはない「底値シグナル」である。
「下ヒゲ」は、1本でも十分だが、2本出れば、反転の確率が極めて高い。
このチャートをたくさんの銘柄から選び出し、うまく買うことが、勝利の習慣となる。