韓国の人気コスメブランドの店内〔PHOTO〕著者撮影

日本の10代女子に「韓国」がこんなにウケてる「本当のワケ」

重要な「3つの要因」

テレビではほとんど取り扱われない、なのに若者の間ではなぜか人気があるもの――その一つに「韓国」があるだろう。

昨今、若者向けのWEBメディアや雑誌の見出しには韓国トレンドやK-POPアイドルに関する話題がしばしば並び、若者の間で「韓国っぽい」はもはや「オシャレ」を意味する言葉と化した。

芸能界を目指す若者が、日本ではなく韓国の芸能企画社を目指したり、実際に韓国でデビューするケースも増えている。

お世辞にも良いとはいえない政治的関係があるにもかかわらず、なぜ若者たちは「韓国」に魅了されてしまうのか。その秘密を紐解く上で重要となるのが「SNS」、そして「カウンターカルチャー」である。

 

韓国の若者向けプロダクトは「SNS映え」

「第三次韓流ブーム」とも呼ばれている現在の韓国ブームを支えているのは、10代を中心とした若年層世代である。

それ以前の「韓国好き」な人々と言えば、中高年の女性だったり「アイドルオタク」だったり「美容・ファッションマニア」だったりすることが多かったが、今回のブームに関してはごくごく普通の――強いて言えばスクールカーストの高そうな若者たちがメイン層となっている。

なぜ、そのような若者たちが「韓国」に熱狂しているのか。それは、SNSを通じて日本に流入してくる韓国のプロダクトが、ことごとく「SNS映え」であるためだ。

例えば「電球ソーダ」。電球を模した容器にカラフルなドリンクが映えるこの商品は、現在でこそタピオカブームに押され下火になってきているものの、元祖「インスタ映えドリンク」として一時若者たちの間で人気となった。実はこの電球ソーダ、一度韓国で流行したのち日本に輸入されてきたものだ。

電球ソーダ