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韓国内で「もう限界」…! 文在寅政権の「死に体」はもう止まらない

風向きが大きく変わった
武藤 正敏 プロフィール

文在寅「レームダック化」の始まり

それもこれも場外闘争で保守党政権を揺さぶってきた付けが回ったということであろう。

それに加えて、積弊の清算で保守系の人々を敵に回していることも反発を強めている。

文在寅大統領、曺国法相を支持する勢力は危機感を強め、5日の集会に大規模動員を図った。革新系市長のいるソウル市は集会が長引けば地下鉄の運行時間を延長するなど、革新系が動員し易いように便宜を図っている。

ただ、こうした対立構図で、問題が収拾に向かうことはないだろう。

 

確かに、革新系は曺国法相に関する状況が不利になってから、団結力を示し、世論調査でも文在寅大統領支持は若干高まった。

しかし、現在不満を高めているのは保守系であり、保守系の熱気が強いことは否定できない。これが一層高まれば、政権への影響は大きいであろう。韓国で最も革新色が強いハンギョレ新聞がこうした場外闘争のやり方に批判を始めている。

今度の光化門集会は、文在寅レームダック化の始まりなのかもしれない。

文在寅大統領は明らかに曺国法相に対する捜査に不快感を示し、検察の捜査はやりすぎだと婉曲にではあるが批判していた。これに公然と立ち上がったのが市民たちである。