Yahoo! 検索ビッグデータで判明、日本人が「密かに悩んでいること」

夜中になるほどネガティブに…
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さて、これまで「時間」に着目してデータを解析してきたが、「場所」に焦点を当てると何がわかるのか。都道府県ごとの地域性を、検索ワードの量から探ってみよう。

昨今、国民的話題になっている「ふるさと納税」について。関西エリアでの関心が他の地域と比べて格段に高い。

納税先を変えるだけで美味しい食べ物が手に入る「お得感」は、特に関西人の心を動かしたようだ。逆に東北や北陸地方の人の関心が低いのは、そこが「ふるさと」そのものだからかもしれない。

次に食べ物についても見てみよう。麺類で比べてみると、「ラーメン」は東日本、「そうめん」は西日本と、東西できれいに2分割された。

気になるのが、ラーメンの注目度が劇的に高いのが、新潟県と山形県であることだ。事実、年間1世帯あたりの中華そば(外食)の支出金額1位は山形市で、2位が新潟市という(総務省「家計調査」2017年)。これらラーメン好きの県民性は意外と知られていないのではないだろうか。

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日本人の政治観についても見ていこう。

調査期間は'17年4月~'18年5月。政治に関するワードの検索傾向を日本各地のエリア別に調べた。すると、「原発」と「基地」に関する検索で差が見られたのだ。

辺野古の基地問題についての関心は、西日本が高いのに対して、東日本は低い。宮城県の女川原発や福島原発については、東日本の関心が高いが、西日本は低い。生活圏に近い地域の問題に注目が集まるのだろう。

 

2019年に入り、全国民の注目を一挙に集めた歴史的瞬間があった。新元号の発表である。

新元号が発表された今年4月1日、「令和」の検索数は、平昌オリンピックで金メダルをとった際の「羽生結弦」や東日本大震災発生時の「地震」というワードの検索数と比較しても、段違いに多かったのである。

ただ、これを世代別に見ると……。若年層で目立ったのが、「令和ちゃん」や「令和さん」など、元号と同じ名前の人がいるか調べたり、元号を発表した菅官房長官の呼称「令和おじさん」を検索したり。ネタとして消費していたことがわかる。