Yahoo! 検索ビッグデータで判明、日本人が「密かに悩んでいること」

夜中になるほどネガティブに…
週刊現代 プロフィール

まずは冒頭にもあった新社会人に関するデータだ。4月25日は、多くの新入社員にとっての大きな記念日。そう、待望の「初任給の日」だ。最近の若者たちは初任給を何に使っているのだろうか。

'17年の検索ワードのデータを調べると、「初任給」とともに検索されるキーワードの1位は「プレゼント」であった。

さらにその下には、「初任給 両親」や「初任給 親」というキーワードが登場している。初めての給料でプレゼントを購入し、親に感謝の気持ちを伝える……なんともほっこりする結果だ。

 

何に悩んでいるかわかる

さて本題はここから。

「『初任給 プレゼント』と検索する人々は、明らかに新社会人だと推定できますから、この人たちを『新社会人』属性を持つグループと設定します。

そして、全体と比較して特徴的な検索傾向があれば、そこから新社会人の傾向を浮かび上がらせることができるのです。

これを時系列に見ていくと、新社会人たちが、いつ頃、どのような悩み事を抱えるのかがわかるという仕組みです」(池宮氏)

新入社員が4月から5月にかけて検索するのが、「光熱費」や「洗濯機 使い方」など。ひとり暮らしを始めたと思われる人のワードが目立つ。

中でも面白いのが「足の臭い」に関する検索数が上昇することだ。気温が上昇し、外歩きなどで革靴のムレが気になってくる頃。「臭い」のようなデリケートなことは、友人や親にも聞きづらいため、ウェブ検索に頼る人も多いのだろう。

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5月も後半になると新入社員を大きな危機が襲う。「新卒 辞めたい」「仕事 行きたくない」など。世間的にも「五月病」と呼ばれる時期だが、リアルなデータがこれを裏付けている。

こうした新社会人たちも6月に入ると、新生活に慣れてきたのか「休日の過ごし方」など、仕事以外の検索ワードが多く見られるようになる。

他にも「彼女 作り方」「同期 恋愛」「ダーツ 投げ方」など。同期の異性とダーツバーなんかで仲良くなれたら……ちょっとばかり、心にも余裕が出てきたようだ。

職場での悩みも、検索ワードに登場してくる。「モットーとは」「眠気を覚ます方法」「会話が続かない」「自己紹介 面白い 例文」。「一発芸 簡単」というのもある。宴会を控えて、出し物に頭を悩ます様子が浮かび上がる。

12月下旬には今時の若者らしい検索ワードが急上昇する。「上司 年賀状」だ。スマホが普及して以来、若い人たちの間では年賀状を一通も出さないというのは珍しくない。

「面倒だが、やはり社会人のマナーとして、上司には年賀状を送っておくべきなのだろうか?」

現代っ子も上司との関係に気を遣っているのだ。