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# 大学入試

英語は氷山の一角、新共通テストの「国語」にも重大問題があった!

ただし、学生は慌てなくていい

共通テストの「国語」にも問題アリ…?

30年以上続いたセンター試験が今年度で廃止となり、「2021年1月実施」の入試からは、新テスト(共通テスト)が開始される。

新テストでは、英語で民間資格試験が利用されることになっていたが、このほどその見送りが発表されて話題騒然となっている。

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英語の民間試験利用の見送りには、萩生田大臣の失言だけでなく、制度的欠陥という根本的な問題が指摘されていたという背景があるが、それと同じくらい深刻な問題が「国語」の試験にもあるということをご存じだろうか。

新共通テストでは、従来のマーク式の問題に加えて、「記述式」の問題が課されるようになるが、そのあり方に大きな疑義が生じているのだ。

 

新共通テストの国語について、大きくは、(1)制度運用上の問題点と、(2)国語教育の根幹に関わる本質的な問題点と、2種類の問題点が指摘されているが、ここでは(1)の問題点、とくに記述式試験実施における重大な問題について知っていただきたいと思う。

では、新共通テストの国語の問題は、どのように変わろうとしているのか。

共通テスト国語の記述式問題は、すべてが記述式になるのではなく、マーク式と併用される。記述式はマーク式とは別の大問で出題され、全体で5つの大問となる。

試験時間は、現センター試験の80分から20分間延長され、全100分になる。記述式問題は、小問3問で構成され、解答字数は80~120字程度となるようだ。