喜寿を超えても、ポール・マッカートニーが健康でカッコいい秘密

ビートルズスタイルのメニューとは?
松生 恒夫 プロフィール

「ビートルズ時代は年に350日は働いて、それ以上の休みはもらえなかった。これがいい運動になっていて、例えば、アメリカのデンバーのような標高の高い場所で、リトル・リチャードの『ロング・トール・サリー』を歌うと、息が切れるもとにもなるし、汗をかいて、心拍数が上がって、血の巡りがよくなるというトレーニング同様の効果をもたらすのだと思う」

 

温室効果ガスも削減できる

さらに、ポールの2015年のコンサートツアーのパンフレットには、次のような主旨のことが記されていました。

ポール・マッカートニーは、菜食主義になって40年以上にもなっています。

2017年の「ONE ON ONE」ツアーのプログラムによると、畜産業が有害な温室ガスを発生させ、地球環境に悪影響を与え、気候変動に大きく関与していることを知ったポールは、二人の娘(メアリーとステラ)とともに「ミート・フリー・マンデー(Meet Free Monday)」の運動を始めました。

「ミート・フリー・マンデー」とは、「月曜日には肉を食べるのをやめよう」といった意味です。

ポール・ファミリーは、肉食を減らすことの大切さを訴え、人々がそれを試みることを容易にしたいと、考えたからだそうです。国際連合食糧農業機関によれば、世界的な温室効果ガス排出量の14.5%は、家畜の生産によって引き起こされているとされています。

ある統計によれば、もし誰かが1年間、週に1度だけ肉を食べなければ、その人の温室効果ガスの排出量は、自動車を1ヵ月運転しないのと同じ量だけ削減できる、としています。

肉抜きの食事は環境にもいい(photo by iStock)

西洋人は肉を食べすぎている

ポールは次のようにも述べています。

「西洋人は肉を食べすぎている、と多くの医者が言っている。自分の子ども時代の食事(アメリカの食事とよく似ている)もそうだと思う。朝食はベーコン、昼食は肉(ソーセージとマッシュ等)、そして夕食もね。

副食として多少の野菜が添えられているかもしれないけれど、メインは肉だ。もしかしたら間食にも肉のサンドイッチを食べるかもしれない。長年にわたって医者の知見も大きく進歩して、最近では多くの人が肉食を減らしている……」

また、タンパク質については、次のように答えています。

「豆、エンドウ豆、レンティル豆、種、ナッツ、全粒粉、ベジタリアン・ソーセージやバーガー等の肉の代替品、そして豆腐など、これらの植物性の食べ物にはすべて健康的なタンパク質が含まれているんだ。

肉や乳製品に代わるすばらしい代替食品はたくさんあるし、ありがたいことに、最近はそれがかつてないほどに増えている。僕は30年以上も肉を食べていない。肉を食べていたら感じられなかったであろうエネルギーと人生に対する喜びは、ベジタリアン・フードが与えてくれているのだ、と思う」

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