喜寿を超えても、ポール・マッカートニーが健康でカッコいい秘密

ビートルズスタイルのメニューとは?
松生 恒夫 プロフィール

・ジョージ・ハリスン:ヒンドゥー教による菜食主義
・ポール・マッカートニー:動物愛護からの菜食主義
・ジョン・レノン:玄米を中心とした自然食療法(マクロビオティック)

・リンゴ・スター:健康食としての菜食主義(現在は、ヴィーガン)

彼らはそれぞれの理由で菜食中心の食習慣となり、結果として40代を前にしてもメタボにならずにすんだ、というわけです。

つまり、多量の野菜・果実の食物繊維を摂り、動物性脂肪・タンパク質を摂らないことが肥満の抑制につながったのです。

 

ポールが食べたメニュー

近年ポールは頻繁に来日し、精力的に公演を行っていますが、そのツアー・パンフレットには必ずポール自身による「食へのメッセージ」が掲載されています。

一例として、2002年から2003年にかけて行われたワールドツアーのドキュメント本、『ポール・マッカートニー・イーチ・ワン・ビリービング』(プロデューサーセンター出版局)を参考に見てみましょう。

このワールドツアーには、9人の料理人からなるチームが同行し、コンサートのある日には、250以上の無料ベジタリアン食を作っています。ランチは6種類、ディナーは8種類以上が用意されました。

イタリア料理、メキシコ料理、日本料理など、種類はさまざまで、なかでもブラウンソースをかけたエッグ&チップスは人気があって、すぐになくなってしまったそうです。

ある日のメニューは、トマトソースのベークドーズ・ラビオリとロースト・ベジタブル付きのボレンタ、野菜を添えたうどん、チリ味のペンネ、ドライトマトのパスタ、アスパラガス、ガーリック風味のマッシュポテトなどでした。

どれも肉類、魚類を一切使用していないのですが、とてもおいしそうですね。このツアーで、ポールは次のようにコメントしています。

「僕たちのケータリングはすばらしいよ。街で一番のレストランだってよく言われるんだ。でも僕自身は、コンサートの前はあまり食べたくないから実際には食べられない。そのかわりにナッツを食べるんだけど、口の中にナッツがいっぱい入ったまましゃべって、ラジオのインタビュアーを困らせるんだ」

コメントどおりだとすると、コンサート前はツアー食を食べてはいないかもしれませんが、ポールが日常的にこうした野菜中心のベジタリアン料理を習慣にしていることは、間違いなさそうです。

野菜中心の食生活が活力を生み出す(photo by iStock)

ポールのスタミナの秘密

「スタミナの秘訣はベジタリアン料理ですか」という質問に対して、ポールは次のように話しています。

「何らかの関係はあるかもね。ベジタリアンになって25年以上になるけど、すこぶる健康なんだ。ベジタリアンだからどうかはわからないけれど、関係はあると思うよ。たいていの医者はヘルシーな食事だって言うしね。僕は素材のいい物を食べるのさ。野菜と、あとフルーツも大好きだ。別に健康のためにそうしているわけじゃなくて、爽快な気分にしてくれるからね。そうでないものは食べない。肉も野菜も、顔の付いているものは何もかも食べない。だから、それも関係しているのかもね」(前掲書)

スタミナについては、次のように答えています。

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