テンション高く買っても
あっというまに後悔に変わった

気がつけば、クローゼットはパンパン、さらにシーズンオフの洋服はいくつものクリアケースに詰め込まれていました。それなのに、いざ出かけようとすると「なんかピンとこない」、そして「着たい服がない」のです。そうしてまた新しい服を買ってしまいます。

クローゼットがパンパンなのに着たい服がない!という悪循環… 写真提供/松尾たいこ
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買うものが決まっていないのに、「なんかいいものないかなあ」というようなふわふわした気持ちで出かけ、「あ、似合うかも」「こんなの持ってない」とその場の雰囲気で買った洋服たちは、テイストがバラバラで組み合わせもしにくく、さらにたくさん持ち過ぎていて、いったいどこになにがあるのか自分で把握できていない状態でした。

もともと断捨離好きで、モノには固執しないほうでしたが、ファッションは大好き過ぎて、処分と購入のバランスが悪く、洋服は増えるいっぽう。

買い物にいくことそのものが喜びでした 写真提供/松尾たいこ

よく考えると、私の仕事はイラストレーターで、きちんとしたお出かけなんて週に数回。シーズンごとにワンピースやコートなどをたくさん新調したって、多くて数回着ればいいほうなんですよね。でも「これ高かったなあ……」「まだきれいだし」そう思うと、もったいなくて手元に置いておくという悪循環でした。

買った時に一番気持ちが盛り上がり、ウキウキとたくさんの紙袋を持って家に帰って開封すると、「ああ、また同じようなの買っちゃった」あるいは「いつ着るんだろう、これ」という感じで、「娯楽」や「ストレス発散」があっという間に後悔にかわる瞬間が来るのです。