photo by iStock

夫は案外早く死ぬ。だから妻に2000万円渡すための年金の「裏技」

知らないと何百万も損!

あと1年で65歳。会社員をやめたから年290万円の年金が得られそうだが……

この10月、僕は64歳となる。僕というよりも「ワシ」と言うほうがふさわしい堂々のジジイである。国の制度上、老齢人口に分類される65歳となるまで、あと1年となるからだ。

少し気が早いが65歳を迎えると、僕の年金はいよいよ満額が支給されることになる。本の仕事をして収入を得てはいるが、会社勤めはすでに昨年2月に辞めている。

 

つまり自営業者であり、在職中の給与などの額によって年金の一部が支給停止となるルールの対象にはならない。会社員として仕事を続けている同年代の方々には申し訳ないが、老齢基礎年金と老齢厚生年金ともに1円も削られずに満額を得られる見通しだ。

具体的には、以下の内訳が月額の年金見込み額となる。

A 老齢基礎年金 6万2057円(年額74万4684円)
B 老齢厚生年金 14万8239円(年額177万8868円)
C 加給年金 3万2508円(年額39万96円

合計すると、24万2804円。年額では291万3648円の見込みだ。繰り下げ受給は選ばずに、誕生日の前日には通常受給の手続きをするつもりだ。

そのうち、Cの加給年金というのは、自分より年下の生計を同じにする配偶者がいる場合、その配偶者が年金を得られる年齢になる時期まで加算される年金だ。

具体的にいうと、バイト的な収入(130万円以下)はあってもほぼ専業主婦である僕の妻は2歳10か月年下である。つまり、妻が65歳となり国民年金の老齢基礎年金をもらえるようになるまで、2年10か月に限り支給される期限付きの年金だ。

ただし、自分の年金を繰り下げ受給する場合、得られる年金額は1か月繰り下げるごとに0.7%増額となるが、繰り下げている間の加給年金分は得られない。

僕自身の年金の場合、仮に3年繰り下げ受給を選択した時には、妻は65歳を超えてしまい、加給年金の受給資格が消滅してしまういわくつきの年金だ。

整理すると、僕が今後得られる年金月額は以下の金額となる。
・65歳~67歳10か月=24万2804円(年額291万3648円)
・67歳11か月~=21万0448円(年額252万5376円)

最新の年金定期便。年金保険料の支払いは483か月で2000万円を超えた