撮影/佐藤圭
# 動物

今年も北海道に帰ってきました! 故郷の川を遡る「神の魚」たち

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川を遡上する前に、河口で体を慣らすサケたち

北海道増毛町では、10月に入ると、多くのサケが川に戻って来ます。

河口近くの海岸で体を真水に順応させてから、川に遡上するので、波打ち際には多くのサケが集まります。

 

波が押し寄せると、波の中でひしめくように泳ぐ姿を観察することができます。

河口から上流へと遡上したサケは産卵が終わると、そこで生涯を終えます。

そのサケを狙って、ワシやタカ、カモメやカラス、そしてヒグマなど、多くの野生動物が集まります。

押し寄せる波の中にサケがひしめいている
激しい流れをものともせず遡上していくサケたち
 
産卵を終え、力つきたサケたちを狙って海岸に集まるカモメたち
 

また、アイヌの人々は、サケを「カムイチェプ(神の魚)」と呼び、主食として、生活必需品(服や靴など)の材料として大切にしてきました。

北海道の川で生まれ、その川に戻って命を終えるサケたちは、北の大地の人々や多くの動物たちの命を育んできたのです。

命が繋がる瞬間です。

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