10月10日 釣りの日

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

魚を指す幼児語の「とと」にちなんで、今日、10月10日は、全日本つり団体協議会と日本釣振興会によって「釣りの日」に制定されています。

釣りは非常に感覚的なものと思われがちで、科学がどう関係するのか、疑問に思う方もあるかと思います。ですが、最近では「釣果は、運の巡り合わせによって左右されるのではなく、応用科学の問題となってきている」と言われているのです。

特に、魚の感覚の研究にもとづく行動生理学の知見を活かした釣り方は、昔から重要視されてきました。たとえば、「魚に色はわかるのか?」「目はどれくらい良いのか」という問題は、古くから釣り人の間では関心ごとの1つでした。

きらきら光るものに反応すると言われるカワハギには派手な飾りを付け、夜行性で目が良いと思われているメバルを釣るには地味で目立たない仕掛けにするのは、その一例です。

そうした工夫が、経験からの情報だけでなく、科学的知見の裏付けを確かにすることで、釣果アップに大きく寄与すると考えられてきているのです。

【写真】エギ
  烏賊釣りに使う餌木(エギ)も行動生理学を応用したものと言える photo by iStock

釣りと科学はいまや切っても切り離せない関係にあるということは、釣り人・アングラーの常識とさえ言えるでしょう。

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