2019.10.05
# 不正・事件・犯罪 # ストーカー

私がヤバすぎる女性ストーカーと4ヵ月間戦い、勝利するまで【後編】

自宅を直撃、そして…
西谷 格 プロフィール

同時に『「ストーカー」は何を考えているのか』(小早川明子・著)も読んだ。小早川氏は、日本のストーカー研究の第一人者と言っても過言ではない。この本では、ストーカーは精神的な病態あるいは依存症の一種であることや、カウンセリングが有効であることなどが説明されていた。

ストーカーをする人は、精神的に問題がある状態なのだと理解でき、気持ちもいささか軽くなった。確かに、あの膨大な文字量のLINEからは、一種の依存症傾向や病的なものを感じていた。私から拒否されて感情がアップダウンすること自体に、麻薬的な快楽を感じていたのではないかと思う。

被害者は孤独である

警察に相談したのと前後して、周囲の知人や友人にも、ストーカー被害に遭っている旨を相談した。このとき強く感じたのは、「被害者は孤独である」ということだ。

友人たちは、もちろん親身に話しを聞いてくれた。「それは大変だね、何かあったら相談してよ」と。だが、残念ながら、彼らは具体的な解決策は何も持ち合わせていないのだ(もちろん、愚痴らせてもらえるだけでも気は楽になった。感謝している)。

 

下手な相手に相談すると、不快な思いをすることも分かった。飲み会で出会った初対面の中高年男性に話をしたら、こう言われた。

そういうのはさあ、あなたが相手にするからいけないんだよ

いやいや、無視してもどんどんLINEが届いて、内容もエスカレートしているというのに。それに、ブロックは必ずしも得策ではないと前出の小早川氏も著書に書いている。素人の説教じみた上から目線のアドバイスほど、無益で不快なものはなかった。

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