2019.10.03
# マンション # 節約

マンションの共用施設を見れば「損か得か」一瞬で判断できるワケ

その管理費、ホントに適切?
村上 智史 プロフィール

(5)温泉施設、プール

最近の新築物件ではほとんど見かけなくなりましたが、(4)の水景設備と同様、ボイラーや循環ポンプなどのメンテナンス、清掃や水光熱費等のランニングコストが重くのしかかってきます。また、当然ながら経年劣化に伴い、設備の改修コストも必要になってきます。その一方で便益を受ける利用者が一部の住民に偏りがちという問題もあります。これは、「フィットネスルーム」や「プール」、「ジャグジー」なども同様です。

(6)コンシェルジュ

各種共用施設の予約や料金精算、クリーニングなどの居住者向けサービスの受付などのために、管理人とは別にコンシェルジュを派遣するケースがあります。しかしながら、提供できるサービスやメニューの数も中途半端であることが多く、多額の人件費を負担してまで設置すべきか疑問に感じることが多いのが実情です。

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(7)夜間警備員

管理員、コンシェルジュのほかに、深夜の宿直対応を含む警備サービスを提供するマンションもタワーマンションなどでは珍しくありません。一定の規模を超える共同住宅では、防災要員を配置することが法的に必要となるケースもありますが、機械警備による遠隔監視サービスも別途付帯していながら、警備員を常時配置するのはいかがなものかと感じます。

 

(8)カードキー方式の電気錠

各住戸の玄関ドアの施解錠システムとして、シリンダーキーを利用するのが一般的ですが、中にはシティホテルのようにICカードをかざして入退室できるシステムを導入している物件もあります。とてもスマートかつ利便性に優れているのですが、この電気錠の標準耐用年数は7年と短いため、シリンダー型と比べて更新費におカネがかかるのが難点です。

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