2019.10.03
# 節約 # マンション

マンションの共用施設を見れば「損か得か」一瞬で判断できるワケ

その管理費、ホントに適切?
村上 智史 プロフィール

もし自分にとってはさほど必要とは感じない施設やサービスがあっても、それらの維持管理費は毎月納める管理費の中にしっかりと含まれています。それだけではありません。将来更新が必要な設備の修繕・更新費用についても、別途修繕積立金として強制的に徴収されているのです。

これからマンションを購入しようとお考えの方は、こうした見込み違いによって損をすることがないよう、マンションライフで必要な設備やサービスに関する「目利き力」を身につけることをお勧めします。

 

こういう設備・サービスは「損」をする

設備・サービス自体のコストパフォーマンスや、住民の利用頻度や負担の公平性に鑑みて、無駄あるいは過剰と思われるものを以下に挙げてみましょう。

(1)ゲストルーム

親族などの来客が宿泊するために用意されるマンションの「ゲストルーム」。確かにその使用料金は近隣のホテルに比べて割安に設定されており、おトクなように見えます。しかし当然ながら、室内の清掃やリネン等の交換、そして将来的なリフォーム費用が管理費に含まれています。また、一部の利用者に利用が偏ったり、事前予約を巡って住人間でトラブルになるなど、おカネ以外の問題もあるようです。

(2)AVルーム

機材類や工事費で軽く1000万円を超えるものもありますが、利用状況を聞くと「誰も一度も使っていない」という声が少なくありません。

Photo by iStock

(3)キッズルーム、保育施設

最初こそ利用されるものの、子供の成長につれ3、4年もするとほとんど誰も遊ばなくなる傾向があります。また、周囲の住戸から騒音のクレームが出たり、ケガや事故の防止対策として監督を置かなくては、厄介な問題が噴出するリスクもあります。

(4)噴水や人工池などの水景設備

こうした施設があると華やかに見えますが、水垢が溜まるため定期的な清掃が必要です。そのほか、水道代、ライトアップにかかる電気代、修繕費の負担もバカになりません。

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