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高級老人ホームに「田舎親」を入居させたら大後悔した3つの理由

家族が破綻する
太田 差惠子 プロフィール

親へのムリな経済的援助は厳禁

読者の皆さんは、タダシさんの二の舞を演じないように、親の余命を見誤らないようにしてください。

 

素人判断があてにならないのはもちろん、医師の言葉も正しいとは限りません。つい先日も、「医師から『あと半年』と言われた母親が、そろそろ3年になります」と話す人と会いました。

ムリな経済的支援はしないことも大切です。親のお金だけでは有料老人ホームの利用が困難なのであれば、多少難しいと思っても、特養に入居できるまで在宅での1人暮らしを継続してもらうことも考えましょう。

そのために地域包括支援センターがあります。ケアマネジャーと相談してさまざまな介護サービスを利用すれば、意外と1人暮らしも継続できるものです。

そして、声を大にして言いたいのは100歳超まで生きる可能性があるのは、親だけではないということ。あなた自身も、100歳、105歳と生きる可能性は十分あります

いま、親のためにお金を使い果たすと、あなたが要介護となったとき、かかる介護費用を誰に負担してもらうのでしょう。年々、社会保障の分野は厳しい方向に向かっています。自分自身の人生設計も考慮したうえで親の介護を考えるようにして欲しいと思います。