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米短期金利の異常上昇は、いつか見たリーマン型国際金融危機の兆候か

結局トランプが正しかった

9月第3週、止まらない米国の異常

米国の短期金利が、先進国ではありえない「10%」という異常な水準に上昇した。米国の中央銀行FRBは緊急対応しているが、収束しない。

これは、米国金融市場の構造的な問題という見方もあるが、そうではない「信用リスク」が限界にまで達しているのである。

 

異常な量的緩和によって、低格付けの企業まで資金が過剰にあふれ、バブルの様相を呈した。そこに、米中貿易摩擦に基づく景気悪化などにより、投資家や金融機関が企業評価を厳格化へ転換させたことが、今回、短期金利が異常に上昇した原因だ。

低格付け企業向け融資はCLO(ローン担保証券)に形を変え、世界中に広がっている。サブプライム危機・リーマンショックでみた「いつか来た道」が始まっている可能性が高い。