お弁当の出来で「母力」は測れない 

親の労力なんて子供には全く関係のないこと

そして何よりも、お弁当作りにおいて、彩や栄養のバランス、詰め方にまであれこれ悩みプレッシャーを感じていたのは、息子に喜んでもらいたい、という気持ちと共に、まるでお弁当の中身で“良き母力”を測られているような、そんな勝手な思い込みが私の中にあったから。

長男がまだ幼稚園時代、興奮気味に「ねえ、ママ。今日お弁当を持って行ったでしょ!双子の〇君と〇君、二人ともね、お弁当がおっきなおにぎり2つだけだったんだよ!」と。

「えーおにぎり2つだけなんて、カッコいいね!!」と、息子に答えながら、なんだか肩の力が抜けた気がしました。

なぜならそれを聞いて、なんて酷いママなの! “母力”低いわね! なんて思うはずもなく。
たまにはそういうのもありだよね、と。

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お弁当の出来で“母力”は測れない

遠足では息子以外誰に中身をチェックされるわけでもなく、栄養だって一日の、いえ、一週間のトータルで考えれば、お弁当の一食に無理して拘る必要はないわけで……。
最優先されるべきは、いってらっしゃーい! 楽しんでくるんだよ! と笑顔で送り出し、息子が楽しく昼食の時間を過ごせること

そう考えると、当初よりかなり気楽にお弁当を作ることができるようになりました。

家族で出かけるときも手作り弁当を要求されず、遠足のお弁当も手抜き万歳。
さて、残すは運動会です。

長男は運動会のために、私は産後ダイエットのために、二人でランニング! 写真提供/中村仁美