FRaU Webでフリーアナウンサー中村仁美さんが連載している「騒がしくも愛おしい毎日」(毎月1回・第1水曜日更新)。さまぁ~ずの大竹一樹さんと結婚後、母として、妻として、そして一人の女性として、感じたこと、考えたことを、中村仁美さんならではの目線で綴っています。

6月9日に第3子を出産した中村さん、前回の、「3人兄弟の真ん中の子」であり、「イヤイヤ期」まっさかりというやんちゃな次男くんの記事も大きな反響がありました。今回はずばり「お弁当」について率直なことを書いてもらいました。

中村さんの今までの連載はこちら

「手作り弁当」を求めないでくれる夫

秋は行楽シーズン。
味覚狩りや紅葉狩りなど、外出が気持ちいい季節になりました。
遠足や運動会など学校行事も満載!

そう、“お弁当シーズン”の到来です!!

我が家は夫婦して面倒くさがり屋なため、目的地まで1時間以上かかる場所に日帰りではなかなか行く気になれず、となると休みの日は少し離れた大きな公園にお弁当を持って行くのが一大イベントになります。

朝から唐揚げを揚げておにぎりを握って……なんてことは勿論しません
なんせ我が夫、私の作った料理への不信感からか食中毒が怖すぎて、さらに今食べたいものはコレ!と食へのこだわりが異様に強いため、むしろ私にお弁当を作らせません。
近所のスーパーで各々好きなお惣菜やおにぎりを買い、それを持って公園やらに向かいます。

夫のこの思考、妻の私にとってはとてもありがたいです。

“妻が作った三段重を持って子供とピクニックに行くのが俺の夢”、なんて言われたら……。その夢から垣間見える“妻たるやこうであって欲しい!”という願望に、そんな要素が1ミリもない私はプレッシャーで押しつぶされてしまうでしょう。
そもそもそういう男性は私を選ぶはずがないので、お出かけに手作り弁当を要求されたことは過去に一度もありません。

子どもたちのお弁当、どうしたらいい?

また、息子たちは普段給食のため、早起きして毎日お弁当を作る必要もありません。
それでも年に数回、特にこの時期は遠足や社会科見学などお弁当を作る機会が増えます。

めったにないからこそ、最初の頃は大変でした。

まずはネットでお弁当のおかず検索。みなさん、本当に凄いですよね(実は、ネットのお弁当を眺めるだけでもワクワクするし、大好き!)。その中から簡単で且つ見栄えのするおかずをいくつかピックアップし、近々の夕食におかずが被らないよう一週間前からメニューを決めます。

普段お弁当が必要ないので、作りおきの冷凍おかずもありませんから、前日スーパーで大量の買い物。キャラ弁が流行り始めた頃だったので、ほんのちょっとしか使わないカニ風味を買ってみたり、型抜きやそれ用のピンセットなども探し求めてお店をはしご。夕飯の支度と同時にお弁当の準備もしたら、翌朝はまだ日も昇らぬうちから一人起きて、小さなお弁当箱に何度もおかずを入れ直す。気が付けば子供たちを起こす時間だ! 朝食も作らねば~。間に合わない! と、とにかくバタバタ! 夫にも、なんでまだ寝てるの!? 手伝ってよ! とイライラピリピリ!

キャラ弁を頑張っていた頃。改めて見ると全然可愛くない(笑)くまモンのつもりです 写真提供/中村仁美

急遽起こされた夫から「お弁当作るのにそんなに時間かかる? よくテレビで、10分でお弁当作りとかやってない?」と嫌味まじりに言われたこともありました。