提供:カナダ観光局

“旅に目覚めた”のは30代になってからという高山都さんが、次の目的地に選んだのはカナダの東側。単なる観光でもリゾートでもなく、心を刺激するような、自分にとって意味のある旅をしたくて、プリンス・エドワード島州、ケベック州、オンタリオ州各地と州都トロントを歩きました。ダイナミックな自然や未知なる世界とのふれあいは、まだ見ぬ自分を更新し、変化させるには十分でした。

\グルメにも注目!/
世界一美しい島「プリンス・エドワード島」▶

\話題スポット満載/
記憶に残る新体験を楽しめる「ケベック州」▶

\人気観光スポット/
ナイアガラの滝がある「オンタリオ州」▶

\カナダ最大の都市/
ハイセンスなお店が充実「トロント」▶

カナダに学んだのは、
違いを認め、尊重すること

プリンス・エドワード島といえば……というわけで、赤毛のアンに変身!

実は、これまでカナダのことはほとんど知らなくて、「広大な自然・メープルシロップ・映画祭」くらいの知識しかありませんでした。だけど、プリンス・エドワード島州、ケベック州のモントリオールと郊外、オンタリオ州のトロント、ナイアガラやセント・ジェイコブスなどを2週間かけて巡ったあとは、すっかりカナダを大好きになっていました。

トロントの歴史的建造物〈Casa Loma〉で、音楽ライブを体験

とにかくカナダは大きい。そして細やかさがある国だと感じました。たくさんの人種が集まる、移民の国だからこそでしょうね。トロントに着いた日はちょうどLGBTQ+のパレードをやっていて、ホテルや美術館、お店にレインボーのフラッグが立っていたし、メノナイトの人たちが多く暮らすセント・ジェイコブスでは、マーケットで彼らも商品を買ったり売ったり、お互いが尊重し合いうまく共存していました。文化や宗教、風習が違っても、疎外することなく尊重している。それぞれが相手の自由を守る姿勢に心を打たれたんです。

セント・ローレンス・マーケットのお肉屋さんで。はじける笑顔が嬉しい

だからなのかな、どこに行ってもみんなフレンドリーで、ウェルカムな空気感だった。移民が多い理由が少しわかった気がします。私の着ている服もいろんな場所で“それどこの?”と聞かれて。それって東京だとなかなかできないじゃないですか。でも褒められると嬉しいし、ストッパーをかけないでコミュニケーションをとるのっていいなあって思いましたね。

ケベックのブロモンにて購入した、フランスのアンティークカトラリー

ケベック州ではまず、フランス語が第一言語だということに驚きました。ひとつの国でふたつの言葉が公用語なのって珍しいですよね。旧市街を歩いていたら映画の『ミッドナイト・イン・パリ』みたいで感激しました。歴史的な石造りの街並みにプロジェクション・マッピングが映されたりするところも、自由でチャレンジングで面白かった。

プリンス・エドワード島で感動した生ガキ。漁港から直接やってくるから新鮮

プリンス・エドワード島州では、360度の美しい自然に感動しました。赤い土、赤と白の灯台。青い海と空。この三色がこんなにも綺麗だなんて知らなかった。美術展で感動するみたいな刺激を受けました。住宅もみんな素敵で、屋根の色も壁の色もとくに規制はないのに、うまく調和している。ずば抜けて目立とうとか隣の家に勝ちたいっていう人がいなくて、プリンス・エドワード島という島の美しさを、島民のみんなが守っている感じがしたんです。その美意識に感じ入りましたね。

朝6時の光。夜に降った雨があがり、グランピング場の野花が輝く

ナイアガラの滝は想像をはるかに超えるスケールで、自分でも驚くくらい感動してしまった。メノナイトのこともそうですが、写真や文章だけでなく、実際に見て歩いたことで、自分がこれまで見てきたものが全てじゃない、もっと自分を大きくしたいと、そう思いました。自分と違うものに触れたとしても、拒絶しないで、認めることが大事だと知ったんです。こんな時代だからこそ。カナダ東部を旅して一番学んだことはそこかもしれません。

日々の習慣であるランは旅の間も継続。カナダはランナーが多かったな

メープルシロップとか映画祭とか、私のイメージってカナダのほんの一部だったんだなって。2週間、それぞれのエリアで個性も色も違ったから、感覚もどんどん変化していきました。帰国して、自分の何かが確実に変わったとわかるんです。新しい広がりを感じたし、ちょっと強くなったかもしれない。モデルや女優のキャリアを重ねてきた今、36歳のタイミングでこんな旅ができて良かったと思っています。

24時間営業の、モントリオールの老舗ベーグル店〈St-Viateur Bagel〉で

PROFILE
高山都 Miyako Takayama
モデル、女優。1982年生まれ、大阪府出身。趣味はランニングと料理。ファッションからメイク、ライフスタイルまで女性から高い支持を集める。最新刊に『高山都の美食姿2「日々のコツコツ」続いてます。』(双葉社) Instagram : @miyare38


提供:カナダ観光局 
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●情報は、FRaU2019年10月号発売時点のものです。
※記事内の通貨表記(CAD)は、1CAD=約79.47円(2019年8月15日現在)です。
※紹介している店や施設の営業時間、定休日、価格などは取材時から変更している可能性があります。

Photographer:Takehiro Goto Styling & Make-up:Miyako Takayama Photographer Assistant:Miyu Takaki Coordination:Hiroko Suzuki(Prince Edward Island), Mika Kataoka(Québec), Sumi Sato(Ontario), Kozue Sato(Toronto) Text & Edit:Nobuko Sugawara(euphoria FACTORY) Special Thanks:ETRÉ TOKYO(☎03-5770-9337)