photo by iStock

「殺人」デング熱に注意! 10~11月に日本で「危険度」が上昇へ

沖縄から青森まで要警戒

ついに沖縄に上陸

今年9月20日、沖縄県で蚊が媒介する感染症のデング熱に、国内で感染・発症したとみられる70代の女性患者が報告された。

photo by GettyImages

日本では今年に入り、海外で感染したまま帰国し、国内で発症が確認されたデング熱患者、いわゆる輸入デング熱の感染者がかなりハイペースで報告されていたが、国内での感染が疑われる事例は、実に約70年ぶりだった2014年の東京・代々木公園を中心とするデング熱流行以来、5年ぶりとなる。

 

今年はフィリピンを中心にアジア圏で既にデング熱が猛威を振るっている。

フィリピンでは、台風発生により降水量が増えて蚊の活動が活発化する9~12月、英語の月名の最後に「ber」がつく、通称「berシーズン」がデング熱患者が最も増加する時期だ。

つまりデング熱のハイシーズンはまだ始まったばかり。日本でもまだこの時期は、海外での感染者の帰国と、この感染者を吸血した蚊による国内での感染の両方で、患者発生が起こりうる憂慮すべき状況なのだ。