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秋の日本株、個人投資家の「黄金時代」がやってくる

資金の逆回転が始まった

日本株が強い

9月に入ってから、妙に日本株市場が強含んでいる。

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今までが弱すぎたことによる反動である可能性は高いが、それでも日本株市場にたずさわる投資家、特に夏場からの強い下落相場で塩漬け銘柄が大量発生していた個人投資家にとっては決して悪くない流れだろう。

ただ、対米国株で見れば、日本株は直近で急激に戻しているものの、過去の強烈な負けっぷりを考えればこのくらいは戻ってもらわないと話にならない、といったレベルではある。

図:日米相対株価(TOPIX÷S&P500)

拡大画像表示出所:Datastream

この急反転は、いわゆるリターン・リバーサルと呼ばれるもので、今まで下がっていた資産が買われ、上がっていた資産が利益確定で売られることによって発生する現象だ。

そして、これが世界規模で発生すると、今まで上昇し続けて世界の株式市場を牽引していた米国株が弱含み、その反面で日本株が相対的に強くなるという事態になる。

じつはこの現象は日本株市場内でも同様で、あらゆる切り口で株価パフォーマンスの逆転現象が発生している。

まずは、いくつか具体的な事例を紹介したい。