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# キャバクラ

ダメな店を「儲かる店」に変えた元カリスマキャバ嬢のチームづくり

人も組織も変わることができる
今年3月、キャバ嬢を卒業した愛沢えみりさん。著書『前を向く力』は、日本一有名なカリスマキャバ嬢から、月商3億円の会社社長へと転身した彼女の「成功のカギ」が詰まった一冊だ。パッとしないお店のテコ入れを任されたことがあるという愛沢さん。どのようにして、繁盛店へと変えていったのだろうか? 強いチームづくりと、儲かるお店づくりの秘密を明かしてくれた。

言葉だけでなく行動で伝える

まずは、店内の雰囲気を変えることから始めました。

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キャバクラは「空間」全体で楽しんでいただくものです。「フォーティーファイブ」に入店したときの第一印象は「暗い」でした。照明というより、雰囲気が暗いのです。照明を明るくしてもBGMを変えても、なにかが暗い。

女の子たちに「どうしてこんなに暗いんだろうね?」と聞いてみると、女の子たちはこのように話してくれました。

「そうなんですよ、お客さまにもよく言われるんです」

このお店がダメな理由が、なんとなくわかった気がしました。

 

お店に問題があることは、みんな薄々わかっている。でも、それが「当たり前」になってしまっていたのです。男子スタッフもキャストも、「ダメと言われてふつう」で、ネガティブなのがふつう。誰も「変えよう」と思っていなかったのです。

だから、私が率先して声を上げるしかありませんでした。

しかし、「ダメなことがふつう」になってしまっている人に、「変えたい」と思ってもらうのはとても大変なことでした。

お店の内装を変えたり、照明を明るくしたりすることはすぐにできます。しかし、意識を変えてもらうには、「変われば、売り上げが上がる」「変えることには意味がある」と思ってもらわないとなりません。

言葉で伝えるだけでは足りない。そこで、私の接客を見てもらおうと思いました。