衝撃!マンションは「築20年以内」に売らないと「大損」すると判明

半値以下になるし、売却費用も…
山下 和之 プロフィール

賃貸化、空室化…

また、長年の間に所有者が転勤などで引っ越し、賃貸化する住戸が増えることも多い。

図表5 完成年次別の賃貸戸数割合の構成比

拡大画像表示資料:国土交通省『平成30年度マンション総合調査』

図表5にあるように、1979年以前のマンションだと、居室の20%超が賃貸になっているマンションが31.6%と3割を超えているのが実態。1980年~1989年の物件でも30.3%と高い割合だ。

賃貸居住者は所有者に比べて、自分の持ち物ではないため、住まいを大切にしようとする意識が低く、日常のマナーなどもオーナー居住者に比べて劣るケースが多いといわれる。

長期修繕計画に基づいて外壁などの共用部の補修が行われない上に、賃貸居住者が増えてくれば、マンションの管理が行き届かず、対外的なイメージが低下、それが評価額の値下がりに拍車をかけることになる。

 

さらに、経過年数が長くなると、空室が増える可能性も高い。

キチンと管理の行き届いたマンションならそうではないが、管理組合がシッカリしていないと、空室がそのまま放置されて、防犯・防災などの面での不安が生じることになる。