衝撃!マンションは「築20年以内」に売らないと「大損」すると判明

半値以下になるし、売却費用も…
山下 和之 プロフィール

そして「半値以下」に…

価格面でみても築20年を過ぎると格段に不利になる。

図表3 首都圏中古住宅の建築後経過年数別の成約価格  (単位:万円)

拡大画像表示資料:東日本不動産流通機構『築年数から見た首都圏の不動産流通市場』

図表3にあるように、首都圏中古マンションの成約価格は、築5年以内の築浅段階では5411万円だが、築16年を過ぎると3000万円台に下がり、築21年では2528万円と、築浅段階の成約価格の半分以下に下がってしまう。

さらに、築30年を過ぎると、2100万円台まで低下する。築浅物件の2.5分の1まで安くなる。

 

それに対して、一戸建ては築浅時にはマンションより安いのだが、築年数による相場の下落率が小さく、築16~20年でマンションとほぼ同じ水準になり、築21年以上だと一戸建てのほうが高くなる

もちろん、都心の人気エリアの物件のなかには、一定の築年数を経ても分譲時価格からほとんど下がらず、むしろ上がる物件もある。いわゆる「ヴィンテージ・マンション」だ。

しかし、それはあくまでも例外で、通常は築20年を過ぎるとガクンと価格が下がる。マンションの売却を考えるなら、築20年までにというのはこうした事情による。