衝撃!マンションは「築20年以内」に売らないと「大損」すると判明

半値以下になるし、売却費用も…
山下 和之 プロフィール

まず「売れなく」なる

マンションストックが増えて、中古マンション市場に出てくる物件が増加、年々市場に出てくる物件の築年数は長くなっている。

図表1 首都圏中古マンションの平均築年数の推移      (単位:年)

拡大画像表示資料:東日本不動産流通機構『築年数から見た首都圏の不動産流通市場』

図表1は首都圏の中古マンション市場に出てきた新規登録マンションと、成約マンションの平均築年数を折れ線グラフにしたものだ。

10年前の2008年には、新規登録が17.74年で、成約が16.43年だった。両者は1年程度の差しかなかったのだが、それが年々拡大、18年には新規登録が24.58年で、成約は21.00年と両者の差は3.58年に拡大している。

図表2 首都圏中古マンション成約物件と新規登録の築年数別構成比

拡大画像表示資料:東日本不動産流通機構『築年数から見た首都圏の不動産流通市場』
 

また、図表2にあるように、新規登録と成約物件の築年数別の構成比をみても、新規登録は築21年以上の合計が6割近くに達しているのに対して、成約では築21年以上は4割強にとどまる。

市場にはどんどん築年数の長い、築深物件が増えているものの、やはり築年数の比較的短い築浅物件から成約している実態がうかがえる。

築20年を過ぎると人気が低下して、市場のなかでも取り残される可能性が高いといわざるを得ない。