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大人気「ドラクエウォーク」がポケモンGO超えに必要な「絶対条件」

キーワードは「長続き」
岡安 学 プロフィール

こうした多様性のある目的が、トレーナーのレベルにはそれほど依存することがなく、ゲーム開始した直後から、ゲームをやり込んでいるプレイヤーとの差が生じずに楽しめる点が、初心者が入りやすいところだろう。

しかし『ドラクエウォーク』の場合は、前述の通り、プレイヤーの行動の中心が“強さ”となっているので、どうしても長く遊んでいるプレイヤーと新規ユーザーの隔たりが出てしまう。そのため、ローンチされたばかりの今は良くても、数ヵ月後には新規ユーザーが入りにくいタイトルとなっている可能性は否定できない。

 

マネタイズ面でも課題も残す

マネタイズの部分も、多少気になるところがある。『ドラクエウォーク』は、いわゆる「ガチャ」システムがあるので、そこで課金してもらうようになっている。しかし、そのガチャを回すためのジェムはクエストを進めたり、モンスター図鑑を埋めたり、日々のミッションをクリアすることで、そこそこ貰えることができる。したがって、一般的なソーシャルゲームに比べ、課金する機会は少ないと言える。

さらにランクの高い装備がガチャからしか手に入らないとしても、パーティ分の装備がとりあえず最高ランクで揃えることができたら、それ以上の物欲はあまりかられないかもしれない。つまり、課金の要であるガチャを装備していながら、そこまでガチャに依存しない作りに『ドラクエウォーク』はなっているわけだ。

『ポケモンGO』は緩やかな、カロリーが低めの課金と言われているが、それでも「ふかそうち」や「レイドパス」など、定期的に購入したくなるアイテムがあり、長く続けて行く人ほどモンスターボックスやバッグのアップグレードがしたくなるので、継続的に課金をするようになっている。

『ドラクエウォーク』の場合は、武器のコンプリートにあまり魅力を感じないのも、課金が抑えられる原因のひとつとなるだろう。図鑑に関してはモンスター図鑑だけで、豊富にある武器の図鑑が用意されておらず、物欲がかられにくいのではないだろうか。