画像は「LINEカーナビ」公式サイトより
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「LINEカーナビ」登場で大波乱…カーナビ市場を制するのは誰か

大きな転換点を迎えている

カーナビアプリの台頭

例年ボーナス商戦が近づくと、市販メーカーから定期的にカーナビゲーション(以下、カーナビと表記)の新製品がリリースされてきた。高額商品ゆえにボーナス需要は当然あてにするわけで、商品を検討→購入・取り付け→帰省やレジャーに間に合わせる。絶対ではないが、こんな流れで市場のピークは動いていた。

電子機器、IT(情報技術)の業界団体であるJEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)が発表した2019年1〜6月までの民政用電子機器の国内出荷実績を見ても、カーナビゲーション市場は対前年比で103.3%(1月から6月までの累計)と健闘している。

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しかしここ数年、ペース自体はそれほど変わらないが、数字からは読み取れない部分、つまりその“勢い”は弱まった感じを受けるのだ。その原因のひとつがスマートフォンにインストールする有償/無償を含めたカーナビアプリの台頭である。正直に言えば、“台頭”というレベルでは無く、“爆発的”と言った方がいいかもしれない。

現状、iPhoneに搭載されているiOS、Android OS共に、数え上げるのが正直困難な程、多数のカーナビアプリがリリースされている。さらに「カーナビアプリ」と言っても、純粋に道案内をするタイプや渋滞表示をメインとするタイプ、車両のメンテナンス情報や、オービス情報を主目的に開発し、ナビゲーション(案内)はGoogleマップなどに内蔵されている経路誘導機能に頼るものなど様々である。

これだけ多くのアプリが存在する中、やはり圧倒的に強いのが前述した「Googleマップ」、そして「Yahoo!カーナビ」の2つである。特に「Yahoo!カーナビ」の場合はナビ機能のレベルも含め、ユーザーからの支持が高い。

 

この他にも筆者が日々、ランダムに使いテストしているアプリにはトヨタの「TCスマホナビ」、ホンダの「インターナビ・ポケット」、NTTドコモの「ドコモ・ドライブネットナビ」、そしてナビタイムジャパンの「カーナビタイム」があるが、ホンダ、ドコモ、ナビタイムは有償、その他は通信費を除けば基本無料で使うことが可能だ。いずれも細かな部分の機能差は存在するが、やはり無料というキーワードは圧倒的に有利に思える。その点でも「Yahoo!カーナビ」の強さは際立っている。