大人気ドラクエウォーク、ポケモンGOを超える「可能性」と「限界」

今週の「AI株価予報」で読む
マネー現代編集部 プロフィール

圧倒的な「ドラクエ世代」

言うまでもなく、『ポケモンGO』はドラクエウォークと同じ位置ゲームで、現実世界を舞台に歩き回りながら、ポケモンを捕まえたりバトルさせながら進めるゲームである。

2016年に配信開始されると、世界70か国でダウンロード数が同時一位になるなど、スマホゲームの「歴史を塗り替える記録を次々に塗りかえてきた」(前出・アナリスト)というまさに「お化けゲーム」だ。

〔photo〕gettyimages

そんなポケモンGOをドラクエウォークが超える可能性があるとすればすごい話だが、実際その可能性を感じさせるものはある。『ポケモンGOが世界経済を救う』などの著書があり、財産ネット企業調査部長を務める藤本誠之氏が言う。

「ドラクエウォークは9月12日に配信開始しましたが、その翌日には、App Storeセールスランキングで、ポケモンGOやモンストなど並み居る強豪を抑えて1位を獲得するなど、滑り出しからして絶好調です」

 

ドラクエウォークとポケモンGOを比較してみると、ドラクエの「歴史の長さ」も際立つ。

「ドラゴンクエストシリーズは1986年にファミコン用ソフト『ドラゴンクエスト』が発売されてから、すでに30年以上が経過していますが、いまも熱烈なドラクエファンが世界中に多く存在する。しかも、ドラクエシリーズのパッケージゲーム累計出荷・ダウンロード販売本数は7800万本以上と圧倒的。実際、すでにかつてドラクエのファミコンソフトを買うために電器店に行列したような『ドラクエ世代』がドラクエウォークユーザーにもなっており、ここからのユーザー層の広がりにまだまだ期待できる」(前出・アナリスト)

こうした期待感から、前述したようにスクウェア・エニックス・ホールディングやコロプラの株価は急伸。今週の『Phantom株価予報AIエンジン』はさらなる上昇相場を予想しており、その期待の高さがうかがえるのだ。

「株式市場ではドラクエウォークのあまりの人気ぶりから、ほかのゲーム会社の株価が急落する事態も起きている」(前出・ファンドマネジャー)

まさに破竹の勢いのドラクエウォークなわけだが、一方でさらなる成長への「懸念」も指摘され始めている。