# 地震

的中率70%、驚愕の「地震予測業者」が警告! 不気味な前兆が…

日本列島近海の海底で頻発
砂田 明子 プロフィール

理想は、「天気予報」のような存在になること

3.11以降、大地震への警戒感は強まったが、2、3年経つと、企業を中心に“予測疲れ”が目立ってきたとも指摘する。平井氏によれば、“予測疲れ”とは大きな地震が発生しなくなると、地震の予測にしだいに関心が薄れることをいう。

「わが社の法人向けサービスは、多いときには100社ほど契約がありましたが、今はもう少し減っています。3.11以降の大きな地震を挙げると2016年に熊本地震、2018年に大阪地震、それから北海道胆振東部地震がありました。こうした地震の直後には反応があるのですが、その反動なのか、少し経つと、企業は“予測疲れ”を始める。そうならないためにも、わが社は、もう少し軽い気持ちで、天気予報を毎日見るように、地震予測を使ってもらいたいと試行錯誤を重ねています」

企業名は明かしてくれなかったが、契約しているのは一部上場の企業や、防災にも関与する警備会社などがあるという。

 

天気予報のような感覚で使ってもらいたいという試みを体現する一つが、スマホアプリ「地震サーチ」だ。個人向けの短期地震予測アプリだが、これには、「地震解析ラボ」の予測が当たったかどうかを、一目でチェックできる画面機能が搭載されている。

スマホアプリ「地震サーチ」初月無料、毎月240円(税込)

地震予測の、言わば“リアルタイムの答え合わせ”を公開しているのは、地震予測を行う民間業者の中では「地震解析ラボだけです」と平井氏は胸を張る。

「へー、当たってるなとか、そんな感じでチラッと見てもらうだけでいいんです。その繰り返しによって、100%ではないけど、6割、7割は当たってるなという実感を持ってもらいたい。そうすれば、自分の住むエリアの近くに予測が出たら、少しは気をつけようという気持ちになってもらえると思うんです。その意識の変化が、防災意識を育てていくと思っています。私の理想は、テレビやアプリで天気予報をチェックするように、自然に地震予測を気にしてもらう状態になることです」