休み時間の外遊びは通知表で評価されている

例えば、休み時間の外遊びが通知表で評価されていることをご存知ですか?
「外で元気よく遊ぶことができる」ができたか否か。生活の評価項目にあるのです。多くは「よくできた・できた・もう少し」などの3段階評価で、外に遊びに行かない子どもたちには「もう少し」がつきます。

低学年などは、みんな先生と遊びたい。ところが、先生が外に出ないと子どもも行きません。

子どもと一緒に外に出て遊ぶという時間を設けなければ、先生は授業以外での子どもの姿を見ることができません。授業中は目立たないけれど、休み時間は頼もしいほどにリーダーシップをとれるなど、教室の中だけではわからない違う面を見ることができます。また、子どもの人間関係もわかります

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そして何より、子どもとの関係を深められます。例えば、子どもがけんかしたり、友達を傷つけたりすると、教師は指導します。

「どうしてそういうことしたのかな?」

子どもの気持ちを聴きながらですが、指導した後は空気感が重くなります。大人でも上司が部下を叱ったりすると、社内に重い空気が立ちこめます。そこで「じゃあ、飲みに行こうか」と気分を変えようとみんなで飲みに行くことがあります。しかし、さすがに教師と子どもで飲みに行くわけにもいきません。

したがって、ぼくは子どもを指導し、諭した後は一緒に遊ぶのが鉄則だと考えていました。子どもからは空気感は変えられません。こちらから「じゃあ、外で遊ぼう」と誘ったりします。一緒に遊ぶと、子どもはその重い空気を忘れることができます。
効率的に作業し子どもと休み時間に遊ぶと、子どもとの関係がよくなる。それは教師にとっても、子どもにとっても良いこと(勝ちパターン)なのです。