韓国・文在寅、ここへきて「支持率低下」に追い詰められた本当のワケ

韓国経済も冷え込んできた
武藤 正敏 プロフィール

旭日旗、汚染水、ホワイト国除外…

韓国は、日本から見た日韓関係を戦後最悪の状況にまで悪化させた。また、米国とはGSOMIAの破棄をめぐって対立は解けないままとなっている。現在の文在寅大統領の対日認識が続く限り、日韓関係の抜本的な改善は難しいであろう。米国も文在寅政権に対しては愛想をつかしている。

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そうした状況にもかかわらず韓国は、軌道の修正を図るどころかむしろ中国や北朝鮮に歩み寄る姿勢を示している。

米国もこれまでは日米韓の連携の重要性を韓国に説いてきたが、韓国は逆に、日米韓の連携を乱すのは日本であるとの言いがかりを付け、米国に日本との仲介を求める手段に利用しようとしている。

北朝鮮の非核化問題への対応には韓国の協力が必要であると日米は認識しているが、現実には韓国は北朝鮮に寄り添い、日米が進める北朝鮮非核化努力に非協力的である。韓国に対する対応を考え直さなければいけない時が来ているのかも知れない。

 

さらに文政権は日韓関係改善の糸口を求めるどころか、あらゆる機会を使って嫌がらせまがいの言動を繰り返している。以下、ここのところ起きている事象を列挙してみよう。

大韓障害者体育会のシン・ウォンサン国際体育部長は、9月12日に東京で開かれたパラリンピック団長会議で旭日旗使用許容に対し公式に異議を提起した。パラリンピックのメダルのデザインも旭日旗を連想させるとして変更を求めている。

9月16日、IAEA総会で韓国代表は、「汚染水問題は未解決で、世界中で恐怖と不安が増大している」と日本を追求した。

9月17日、韓国の2大労組はILOに対し、韓国大法院の徴用工判決に対する日本政府の対応を批判する意見書を提出した。

9月18日、産業資源部は、日本をホワイト国から除外する措置を盛り込んだ「戦略物資輸出入告示」を施行した……といった具合である。