自由なアイデアと工夫を重ね、カナダの新しい食を生み出している人と場所を求めて、心弾む、おいしい旅を! “北米のパリ”と呼ばれるモントリオールは、カナダが誇る美食の街。フランス料理をはじめ多様な文化からインスパイアされてきたシェフたちが、季節ごとの良質な食材を、クリエイティブな発想で仕上げた自慢の料理を味わいつくしましょう!

ローカルに根ざした郊外の人気店!
素材の良さを引き出した、
エレガントで大胆な料理の数々

Le St-Urbain

カレイの仲間おひょうのステーキ、イラクサソース添え(21CAD)。ほろ苦さがおひょうのうまみを引き立てる。
低温調理でじっくりとうまみを引き出したポークとホタテのアーティチョークピュレー、夏トリュフ添え(32CAD)。

モントリオールのダウンタウンから車で20分ほど。緑豊かな住宅街にあるこの店は、開店から10年たった現在も客足が途絶えることのない人気店だ。

それぞれの素材がもつ物語を伝えたい

わざわざ足を伸ばしてまで食べたいお目当ては、ロンドン、ニューヨーク、バンクーバーのレストランでキャリアを重ねてきたシェフ、マーク・アンドレ・ロワイヤルさんによる、素材の良さが最大限に引き出された料理の数々。ケベック産の素材にこだわったマークさんの料理は、エレガントなのに豪快。焼き加減、温度、香り、ソースにいたるまで、それぞれの素材がいちばんおいしい状態で提供される。

プリプリの歯ごたえがおいしいオマール海老のリゾット、ココナツミルクソース(28CAD)。
ケベック産の牡蠣(シーフードのシェアプレートで70CAD)。

マークさんは食材の背景を知りたいという理由から、野菜や肉の生産者、さらには漁師のもとへ足繁く通い、作業を手伝うこともしばしば。「誰がどこで作ったか知って、生産者と話をすることで、食材を大切に扱う気持ちが強くなるからね。はちみつでもなんでも、店で使っているもののすべてを語れるし、そういう物語こそ伝えていきたいんだ」とマークさんは目を輝かす。

春は山菜、秋はきのこ、冬には鹿やムースなどのジビエ料理など、四季折々の食材が登場。人気の系列店『ラ・ベートゥ・ア・パン』のパンも滋味深く、マークさんの料理によくあう。

黒板には2~3日ごとに変わるメニューがびっしり書かれる。3皿を選んでシェアできるセット(42CAD~)は、郊外店だから実現できる価格。

Le St-Urbain(ル・サンツーバン)
96 Rue Fleury Ouest,Montréal,Québec
営業時間:火・金11:30~14:00、17:30~22:00、 土17:30~22:00
定休日:日・月
☎514-504-7700
カード利用:可