「正しくあれ」。そうハワイの人が「アロハ」と同じくらい言う理由

見失った自分を取り戻す秘訣
平良 アイリーン プロフィール

問題の原因は自分の中にしかない

そんなポノの精神を取り戻すためのキーワードとなるのが、「ウニヒピリ」の存在です。ウニヒピリとは潜在意識のことで、自分の内側にいるもう一人の自分。その内なる子供は生まれてからの記憶どころか、宇宙が始まった頃からの記憶を保管していると言われています。

ホ・オポノポノでは、あらゆる問題の原因が、自分の内側に溜め込まれた記憶であるという立場から、問題が起きたときに「ウニヒピリ」に話しかけ、その声を聞き、自分自身の内側にある過ち、不均衡を正すということをしてきました。問題の原因は外にはないという見方から、問題を通して自分の内側にある正しさ、純粋さと出会うことで、誰とも比較することができない貴重なものとしての人生の輝きが戻ってくるのです。

 

なんの練習も必要とせず、ストレスを感じたら、ただ自分自身に向かって「ありがとう、愛しています、ごめんなさい、許してください」と話しかけるだけ。このシンプルな方法が、あまりにも当たり前に自分自身に嘘をついたり、ストレスにさらされたりすることが多い現代社会を生きる人々のあいだで広まっています。

「Be Pono」=「調和のとれた状態でいなさい」というこのメッセージが、ハワイに暮らす人に限らず、現代を生きる私たちすべてにとって、自分を見失わず、ストレスや問題に支配されず、本当の自分、自分らしさを実現するために必要だと私は思っています。

日々せわしなく、自分らしさを失いがちな生活であったとしても、ホ・オポノポノを実践することで、生きやすさやストレスが軽減されていく過程と、ホ・オポノポノを取り入れた生活はどんなものなのか、新刊の『ウニヒピリのおしゃべり』という本の中で、ご自身もホ・オポノポノの実践者である作家の吉本ばななさんとお話しをさせていただきました。

なぜ現代では自分らしく生きることが困難なのか、ホ・オポノポノを活用しつつ、日々どんなことに心を向けることでだんだんと生きやすくなり、本来私たちそれぞれが持った自分らしさが戻ってくるのか、そんな気付きがちりばめられた一冊です。