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# 離婚

年収3000万円の夫が「不仲の妻」と「離婚」しなかった本当のワケ

すべては「彼女」のため

「妻」と「彼女」

私は行政書士をしながら男女問題研究家として活動しており、これまで何千件という離婚などの男女トラブルの相談を受けてきます。

現在は3組に1組が別れる大離婚時代。とはいえ、いざ離婚をすると決意をしてもそう簡単にはいきません。実際に離婚するまでには夫婦間でさまざまないざこざが生じて、その間に途方もないバトルに発展することも少なくありません。

我孫子康介さん(仮名、55歳。会社経営者で年収3,000万円)は冷え切った妻との離婚を考えながらも、離婚に踏み切れない事情を抱えている一人です。

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「家には僕の居場所はありません。だからこそ、彼女に愛想尽かされたら人生の終わりです。彼女に信じてもらうにはどうしたらいいのか……」

康介さんはそんなふうに嘆きます。

結婚25年目の妻との関係は完全に冷え切っており、最後の夫婦の営みは8年前。大学院生の息子(24歳)のこと以外ほとんど会話はなく、康介さんが不在でも我関せずという感じ。先月は1ヵ月のうち4日しか家に帰らないのに何も言われなかったそうです。

康介さんは家賃、学費以外に月40万円の生活費を渡しており、妻は何不自由ない生活ができれば夫のことは放任主義なのです。

 

そんな康介さんはリゾート開発の会社を経営しており、6年前に沖縄の仕事で知り合った女性と男女の仲になり、滞在中は一緒に暮らし、夫婦同然の生活をしていました。しかも昨年、彼女が康介さんの子を身籠り、出産。妊娠から現在まで康介さんは毎月30万円の養育費を彼女に渡し、彼女が仕事に復帰してからも毎月10万円を支払うと約束したのです。

ところで、「認知」と「養子縁組」はどちらも「自分の子だと認める戸籍上の行為」ですが、何が違うのでしょうか?