# 離婚

離婚した年収900万円の会社員が「連れ子」とまで関係解消したワケ

元妻からの連絡がきっかけ
露木 幸彦 プロフィール

トラブルが起きた

宏さんは結婚8年目にクローン病(厚生労働省で難病指定)を発症。急な下痢や腹痛に悩まされたのですが、そのタイミングで元妻が連れ子の中学校のPTA会長に立候補。

さらに、「順番だから断れないでしょ」と言い、地域の隣組長を引き受けたりしたうえ、宏さんにそのPTAや組の仕事を押し付けたものだから開いた口がふさがらなくなったと言います。

「もともと彼女は無神経な態度が多かったのですが、我慢してきました。しかし、私が病気で苦しんでいるときにこんなことをされると、いくらなんでも耐えられなくて…」

〔photo〕iStock

宏さんがそう嘆く通り、これ以上、病気の体に鞭を打つのは無理でした。結婚10年目で離婚を決意。

妻子が住む持ち家の住宅ローン(月10万円)を最後まで返済するという条件を承諾したのです。

 

離婚後、自宅には元妻と子供たちが住み続けました。「表札を変えると世間体が悪い」として、元妻は離婚しても宏さんの姓(水島姓)を名乗り続けたそうです。

宏さんもその後にいまの妻と再婚したことで円満離婚かと思いきや、じつは自宅の権利については離婚後も「宏さん6割、妻4割」のままにしていたため、そのことが後日、トラブルの火種となってしまったのです。