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かつて中国は「株式会社」を持たなかったがゆえに没落した

現在の中国企業の本質は?

中国は人類の長い歴史の中で、世界の先頭にあった。しかし、明朝の頃を境にして没落した。これはなぜだろうか?

「株式会社がなかったから」というのが私の考えだ。

 

改革開放後の中国の成長は株式会社による

現代世界で、経済活動を行ない、新しいフロンティアを開いているのは、企業である。とりわけ、株式会社という形態の組織だ。

これが、大航海時代以降のヨーロッパ社会の成長を実現してきた。

ところが、中国には、長い歴史のなかで、企業、とくに株式会社が存在しなかった。

文化大革命後の改革開放政策によって、中国に始めて株式会社という形態の社会組織が誕生した。

これが中国の驚異的な発展を実現したのだ。株式会社が誕生しなかったら、中国の経済成長はありえなかった。

最近では、中国企業の発展は目覚ましい。日本の企業よりすっと活力に溢れている。

株式会社の成長こそが、中国経済発展の本質なのである。

したがって、中国の経済発展を理解し、将来を予測するには、株式会社の役割を見ることが重要だ。

なぜこのような変化が起きたのか?それはどのような役割を果たしたか? 中国の企業は西側諸国の企業と同じものか?あるいは、表面的に似ているだけで、異質のものなのか?今後の中国企業は、どのような方向に発展していくのか?

中国経済の問題を理解するには、これらを明確にすることが、何よりも重要だ。