9月28日 国産8ビット・パソコン「PC-8001」登場(1979年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

日本電気(NEC)が1979年5月に発表した「PC-8001」が、同年のこの日発売開始となりました。PC-8001は、3年間で25万台を売るヒット商品となり、日本のパソコンブームの火付け役となりました。

関連の日:5月8日 日本初の本格的なパソコン「PC-8001」発表(1979年)

「パソコン」という言葉、米国では1970年代の初めにゼロックス社がパロアルト研究所(Palo Alto Research Center、PARC)で開発、製造した〈Alto〉に使用されたのが始め、とされています。一般的にはIBM社が発売した一般利用者向けの個人用コンピューター〈IBM 5150〉を「パーソナル・コンピューター(IBM Personal Computer)」と呼んだのが、普及したきっかけでした。

やがて日本でも「パーソナル・コンピューター」という呼び方が使われ、やがて「パソコン」「PC」と略されるようになりました。

【写真】〈Alto〉と〈IBM5050〉
  〈Alto〉(上)と〈IBM 5150〉 photo by gettyimages

したがって、「パソコン」という言葉は本来、IBMやその仕様に準拠した互換機に対しての呼称でした。同じころに〈Apple II〉を大ヒットさせたApple社が自社のコンピューターをパソコンと呼ばないことは、よく知られています。

PC-8001の大ヒットにより日本では急速にパソコンの普及が進んだことから、発売日である9月28日がパソコン記念日と決められました。また、この機種は、2015年、国立科学博物館の重要科学技術史資料(通称:未来技術遺産)に指定されました。

そういえば、最近発売40周年を記念して、ミニ復刻機も出ました。ある年齢以上の方々にはもちろん、現役時代を知らない若い人からも注目を集めているそうです。