2019.10.03

『サイボウズ』は社員満足度の高い「働き方改革」をなぜ作れたのか

青野慶久社長に聞いた
夏目 幸明 プロフィール

私は組織を石垣のイメージで捉えています。同じ形の石を積み上げるより、さまざまな形の石を組み合わせるほうが物理的にも強いらしい。同様に、人の長所を上手に組み合わせたほうが組織としても強いと思うのです。

 

グループウェアはこれを実現するためのツールで、導入すると情報共有に関する手間が大幅に減るだけでなく、幹部は現場の声が聞け、現場は幹部の思いを聞いて自分の判断で動けるようになります。

「働き方改革」とは、単に「長時間労働をやめよう」という話ではなく、ITの力も使ってみんなが自分の個性に合った働き方をしよう、という動きなのだと思います。実際、会社は組織の構造を変えるだけで大きく変わりますよ。(取材・文/夏目幸明)

青野 慶久(あおの・よしひさ)
'71年、愛媛県生まれ。大阪大学工学部卒業後、松下電工へ入社。'97年に同僚と共にサイボウズを設立し、取締役副社長に就任。その後、マーケティングを担当し、'05年に代表取締役社長に就任、以来現職。結婚時に妻の姓「西端」を選択しており、選択的夫婦別姓訴訟を起こしたことでも知られている

『週刊現代』2019年9月14・21日号

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