「ビームス ゴルフ」がゴルフウエア界で“独り勝ち”している理由

渋野フィーバーで大注目
川島 蓉子 プロフィール

品揃えは2つのゾーンに分かれていて、アメカジやアウトドア、ストリートファッションの要素を反映させた「オレンジレーベル」と、クラシックなゴルフウエアを少しモダンに仕立てた「パープルレーベル」がある。これによって、若年から中高年まで幅広い客層を獲得するとともに、レディスも充実しているので、カップルで買い物していくお客も少なくない。

一方、「フレッドペリー」や「ラコステ」、「プレイボーイ」など、他ブランドとのコラボ商品のラインナップが豊富なのも特徴のひとつ。ビームスが培ってきたブランドとの幅広いネットワークをもとに、さまざまなコラボ商品を作っているのだが、それが品揃えのアクセントになっている。

 

目利きの「勘」と「感」

さて、ビームスが言うところの“半歩先のタイミング”を決めるものは何なのか――綿密なマーケティングデータというより、長年にわたって小売業を営み、まち・みせ・ひとに接してきた“目利き”の「勘」と「感」に拠るところが大きい。

恐らくファッション業界の他企業でゴルフウエアに可能性を感じていたところはあっただろうし、逆にゴルフ業界の企業もファッション性の必要を感じてはいた。そこに“半歩先のタイミング”でファッション業界から参入したことが成果につながった。

もちろん、渋野選手の優勝で大きな脚光を浴びたのだが、その前から「ビームス ゴルフ」は顧客をつかみ、市場を獲得してもいた。

知り合いの方の紹介で渋野選手とご縁を得たのは今年の3月のこと。ラッキーなタイミングでした。多くのメディアに取り上げられることで、ゴルフのおもしろさがもっと広がってくれたら嬉しい」と今泉氏。

ゴルフの次は何に着眼するのか。今後のビームスから目が離せない。

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