9月22日 フランスの高速鉄道TGVの開通式(1981年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、フランスの新幹線TGV(Train aà Grande Vitesse〔=高速鉄道〕の頭文字をとったもの)の開通式典が開かれ、当時のフランス大統領ミッテランを運転席に乗せた車両が、パリ~リヨン間の約400キロメートルを2時間40分で走行しました。

【写真】TGVに乗車中のミッテラン大統領
  TGV初列車に乗車中のミッテラン大統領(1981年当時) photo by gettyimages

TGVは当時の鉄輪式列車の最高速度記録である、時速380キロメートルを試験走行で記録しており、営業列車の平均速度としても時速260キロメートルという、まさに世界一速い高速鉄道でした。

【写真】開業のころのTGV
  開業当初のTGV photo by gettyimages

TGVの速度への挑戦はその後も続き、2007年には時速574.8キロメートルという記録を試験走行で叩き出しています。ちなみに、日本の新幹線の最高速度記録は、1996年の試験走行で達成された時速443キロメートルです。

一方、日本で2027年の開通(東京ー名古屋の先行開通)を目指しているリニア新幹線(中央新幹線)の最高速度記録は、時速600キロメートルを超えており、これまでの鉄道とはまさに一線を画す乗り物であることがわかります。

関連の日:5月18日 フランスの高速鉄道TGVが時速500キロを突破(1990年)