先週、ご紹介した大雪山高原の「日本一美しい」紅葉の続編です。
大雪山高原山荘から沼めぐりをスタートすると、最初に見えてくる紅葉の名所が滝見沼です。
滝見沼と名はついていますが、滝は沼の奥のほうにあり、遊歩道からは見えません。
大雪山高原の紅葉の主役は、ダケカンバやナナカマドで、本州以南のようにカエデではないので、山が真っ赤に染まるということはありません。
滝見沼では、針葉樹の深緑から、水辺の草の淡い緑、そして、ダケカンバの黄色、ナナカマドの朱色、赤と、まるで色彩のカーニバルのような絶景が広がります。
その滝見沼から、数十メートル進むとすぐに緑沼が見えてきます。
この沼では、森が水辺まで迫っているので、晴天の日には水面に、空の青、針葉樹の濃い緑と紅葉の赤のコントラストが見事に映り込みます。まさに息を飲む美しさです。
北海道の山の日本一早い紅葉、僕が日本一美しいと思う紅葉は、今が真っ盛りです。