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iPhone 11でアップルが仕掛けた「新しいビジネスモデル」

「異例の発表」が意味していること

「逆風下にあるアップルが、最新iPhoneで新たな舵を切った」

ジャーナリスト・西田宗千佳氏が、現地取材したアップル恒例の新製品発表イベント。

「iPhone 11」から見えてきたアップルの次世代戦略とは? 最速リポートでお届けする!

逆風下のアップルを読み解く2つのキーワード

「最新のiPhoneは高くて……」

ここ数年、そう思って買い換えを控えている人も多いだろう。毎年9月に発表される新しいiPhoneは気になるけれど、なかなか購入に踏み切れない……。

特に今年は、10月に向けて、携帯電話の売り方/買い方が大きく変わる。通信と端末の料金を分ける「分離プラン」の徹底により、通信費での端末価格の割り引きが難しくなるからだ。

iPhoneのハイエンド化を推し進めるアップルにとって、2019年は大きな逆風が吹いている。そのような状況下で、アップルはiPhoneの最新機種をどう打ち出したのだろうか?

9月10日(現地時間)に米カリフォルニア州のアップル本社で開催された、新iPhone発表会の模様を深掘りしながら、現地からお伝えしたい。

キーワードは、「名称変更による見せ方の変化」と「買い換え推進施策」だ。

【写真】アップル本社内にある「Steve Jobs Theater」
  発表会が開かれた、米カリフォルニア州クパチーノのアップル本社内にある「Steve Jobs Theater」