コピー店店主がサービスを

まず当日、拡大コピー屋さんでボードに貼るメッセージをプリントアウトしに行った時に、店主の方が対応してくれました。
プリントアウトを依頼しているのですから、店主がそのメッセージを読むことは必須です。「こんな突飛なことをする日本人を彼は一体どう思うのだろう?」と少々恥ずかしい気持ちを抱いていたのだが、むちゃくちゃ応援してくれました。

普通はプリントアウトだけしかしないのに、店主自らボード制作を買って出てくれたり、若者がこんな頑張ってくれてるんだからって、割引さえしてくれました。

プリントアウトだけではなく、ボード作成までして割引きまでしてくれた店主 桑原功一「反日デモでフリーハグの裏側」より

そのあと、まず現場の様子を見に光化門広場に赴きました。
すると文在寅政権に対するデモが行われていて、現政権を糾弾する声が広場中に轟いていました。
「もしこの勢いで、安倍政権糾弾デモが行われたら、絶対にフリーハグはできないな」と思ってしまうぐらいその場の熱気と雰囲気は近寄りがたかったです。

文在寅政権へのデモはなかなか激しく、思わず桑原さんも「これ、絶対だめでしょ」の言葉が… 桑原功一「反日デモでフリーハグの裏側」より

フリーハグをする上で一番大切なのは身の安全。
だから、今回もなるべく危険でない場所で、なおかつ自分が伝えたいメッセージを伝えらるような場所を探しました。

3年前にチマチョゴリを着た韓国人女性が大阪で起きた反韓デモでフリーハグをした動画を作ったことがあります。その時と同じように今回も、自分自身がフリーハグをしている後方でデモの様子が映れば十分だと思っていました。

しかし、どの場所でデモが行われるのかが直前まではっきりわからなかったので、フリーハグをする最適な場所を見つける余裕がありませんでした。
デモが行われる場所がわかってから、そこに集まる人々の導線を確認してみると、「彼らの目の前」より他に選択肢はなかったのです。

いつもやっている「仲良くしよう」のフリーハグよりもメッセージ性を強調したかったのと、そのメッセージの中に出てくる「信じます」という言葉に最大限の深みを与えるために、アイマスクをしました