9月18日 物理学者のフーコーが生まれる(1819年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

光速度の測定や、地球の自転を実験的に証明したことで知られる物理学者ジャン・ベルナール・レオン・フーコー(Jean Bernard Léon Foucault[フランス語]、1819-1868)が、1819年のこの日、フランスのパリに生まれました。

【写真】フーコーの肖像
  ジャン・ベルナール・レオン・フーコーの肖像 photo by gettyimages

当初、外科医を目指していましたが、血液に拒否反応を覚えたこと、自らが虚弱な体質だったためにその道をあきらめ、物理学や光学に傾倒していきました。

フーコーは、物理学者のアルマン・イッポリート・ルイ・フィゾー(Armand Hippolyte Louis Fizeau、1819-1896)とともに熱や光の性質を研究し、水中の光速度は空気中よりも遅くなることなどを発見しました。また、振り子の振動面が、見かけ上、時計の針と逆向きにゆっくりと回転していく現象によって、地球が自転していることを証明した業績でも有名です。

このような実験装置は「フーコーの振り子」と呼ばれており、彼自らがデモンストレーションを行ったパリのパンテオン(神殿)には、当時の実験を再現した振り子が展示されています。

【写真】パリのパンテオン内の振り子
  パリのパンテオン内の振り子 photo by gettyimages