ご飯をつくらない人の意識改革が重要

いろいろ書いてきましたが、僕は世界中を旅してもやはり日本という国を一番愛していますし、日本の食文化は世界一です。しかし、時代とともに食を取り巻く環境が大きく変化しています。ならば家庭料理に対する考え方も変化していかなければ、残すべき大切な食文化も廃れていってしまうのでは、と危惧しております。

心と時間に余裕のある人、ごはんづくりに何かしらの意義と価値をお持ちになられている人は、ぜひそのまま美味しいごはん作りに励んでください。それは素晴らしいことです!

しかし、料理が苦手な方、苦痛と感じていらっしゃる方は、罪悪感を感じることなく、料理を作らなくて良い日を設けてください。それには家族やパートナーの理解が必要になります。そこはセンシティブな問題も孕んで来ますし、働き方改革などの社会構造の変革も必要になってくるでしょうが、まずは家庭での食卓づくりに非協力的な方の意識改革が最重要課題のような気がします。

日々の生活の中、献立づくりがどれほど大変かということを少しでも理解していただきたい。ごはんを作らない方はテーブルセッティング、後片付け、ぜひお願いいたします。そして出されたものはなんでも美味しい美味しいと言って食べてください。心からお願い申し上げます。

そして全ての方が、ごはんづくりをストレスなく、手軽に無理なく楽しめる環境にならんことを切に願っております。