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# 欧州

ブレグジットは「序章」で、これから本当に起きる「ヤバすぎる現実」

ヨーロッパの悲劇が始まる

ブレグジットが迷走している

混迷する世界。

これまでまとまっていたものが、ばらけて行く。

ブレグジット(イギリスのEU離脱)もそのひとつだ。

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なぜ、こうも迷走するのか?

それをわかるには、ヨーロッパの本質。そして、なぜイギリスは、EUを離脱したいのか、を押さえなければならない。

 

EUができた経緯

まず、ヨーロッパ。ヨーロッパには、キリスト教が広まった。キリスト教は、普遍的な宗教である。イエス・キリストは人類を救うので、教会はひとつあるのが正しい、と考える。

でもその教会が、東西に分裂した。東はギリシャ正教会。西はカトリック教会。西のカトリック教会から今度は、プロテスタントのいろんな教会が分裂した。

こうしてヨーロッパは、国民国家の集まりになった。言語ごと、民族ごとに国家をつくり、そして教会はばらばら。それでもベースはキリスト教、がヨーロッパである。

ヨーロッパの国民国家は、まとまりがよい。歴史や文化を踏まえていて、落ち着く。

でも、国民国家のサイズだと、市場が小さすぎて不利である。アメリカなどに適わない。そこで、なるべく大きくまとまろう、という声があがった。