お弁当や夕飯のおかずを美味しく、楽しく作るコツを教えてくれる大橋日登美さんの連載「おべんたふるらいふ」。今回は、「できたては美味しいけど、お弁当だとパサパサ感が気になる牛肉のおかず」についてレクチャー。冷めても美味しく食べるコツは、ちょとした工夫にありました。ぜひ参考にしてみてください。

おべんたふるらいふ」今までの記事はコチラ

冷めると固くなってパサパサ…
牛肉の美味しさをキープするコツ

メインおかずシリーズ第5回は、「牛肉のおかず」です。

牛肉は融点が高いため、じつはお弁当に入れるのが難しいおかずの一つ。
冷えると固くなってしまううえ、口中温度で脂が溶けないのです。

その対策として、水溶き片栗粉という「とろみ」をまとわせるレシピをご紹介します。牛薄切り肉にこの方法を使うと、お弁当のような冷めた状態でも固さが気にならなくなります。

また、この連載では、サブおかず「緑」「黄」「白」「赤」「黒」「紫」と「茶」にあたるメインおかず「ひき肉」「豚肉」」「魚」「鶏肉」、そして今回の「牛肉」のレシピをご紹介したことになります。今までの記事はコチラ

七色のおかずをすべて作れる、「お弁当の《基礎》」ができあがりました。

今後の連載では、冷凍できるミックス食材や便利なソース類などをご紹介したあと、《応用》に入ります。

1週間メニューの組み立て方や、週末の2時間を使って1週間分の作り置きレシピ・毎日弁当の実践です。

《1年でお弁当マスターになれる》最後のステップまであと少し、ぜひ引き続きお試しくださいね。

それでは最後のメインおかず「牛肉のおかず」のレシピにまいりましょう。
.
【チンジャオロース】

<材料> 2人分
牛薄切り肉………………200g
ゆでたけのこ……………50g
ピーマン…………………2個
赤パプリカ………………大1/2個
黄パプリカ………………大1/2個
(☆合わせておく)
☆オイスターソース……大さじ1
☆醤油……………………大さじ1
☆酒………………………大さじ1
油…………………………適量
水溶き片栗粉
(片栗粉大さじ1を水大さじ1で溶く)

<作り方>
【1】ピーマンとパプリカは縦二つに切ったあと種を取り、各5㎜幅に切る。牛肉、たけのこも同様に5㎜幅に切る(材料の太さを揃えておく)。
【2】フライパンに油を引き、牛肉を炒める。
【3】【2】の肉の色が変わったら、たけのこ、ピーマン、パプリカを加えて炒め、火が通ったら☆を加える。
【4】【3】に水溶き片栗粉でとろみをつける。

     
【プルコギ】

<材料> 2人分
牛薄切り肉…………200g
赤パプリカ…………大1/2個
黄パプリカ…………大1/2個
にんじん……………1/3本(60g)
小ねぎ………………1/2束(20g)
にんにく……………1かけ
醤油…………………大さじ1強
酒……………………大さじ1
コチュジャン………小さじ2
砂糖…………………小さじ1
ごま油………………適量
水溶き片栗粉
(片栗粉大さじ1を水大さじ1で溶く)
白ごま………………適量

<作り方>
【1】牛肉は5㎜幅の細切りにする。
【2】保存容器に【1】を入れ、すりおろしたにんにく、醤油、酒、コチュジャン、砂糖を入れてよく揉みこみ、冷蔵庫で一晩ねかせる。
※冷凍する場合はこの段階で。1回分ずつラップをして冷凍し、使う日の前日に冷蔵庫に移して解凍しておく。
【3】パプリカは縦二つに切ったあと種を取り、にんじんと共に5㎜幅の細切り、小ねぎは5㎝の長さに切る。
【4】フライパンにごま油を引き、パプリカとにんじんを炒め、火が通ったら【2】を加えてよく炒め、最後に小ねぎを加える。
【5】【4】に水溶き片栗粉でとろみをつけて火を止め、器に盛りつけてから白ごまを振る。