たくさんの緑に囲まれて
散策&お参りができる神社

続いて訪れたのは、“いくたまさん”として親しまれる「生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)」。大阪最古の神社で、今から約3000年前に初代・神武天皇が日本列島そのものの神を祀ったのがこの神社のはじまりといわれています。

生國魂神社は、もともと現在の大阪城一帯にあったものを大阪城築城の際に豊臣秀吉によって現在地に遷座されたそう。そのような話を聞くと、とても歴史のある神社だということを改めて感じます。

高山さんが手を合わせている拝殿の奥には御本殿があり、「生國魂造」と呼ばれる珍しい建築様式に。本殿と幣殿の屋根は一つの巨大な流造り、上から千鳥破風・すがり唐破風・千鳥破風の順に三破風を据えたものになっているそう。

拝殿の右手にまわると、「天満宮」、「住吉神社」、さらに奥には「皇大神宮」が鎮座。そのほかに、「浄瑠璃神社」、「鴫野神社」、「城方向八幡宮」など、さまざまな神さまが祀られています。

これらの神さまは、コンパクトな庭園を取り巻くように鎮座しているため、緑に囲まれた散策道を通って移動します。まさに、ここが気持ちいいスポットなのです。「空気が澄んでいて、歩いているだけで気持ちいい。心が和んで、浄化された気分になります」と高山さん。

また、境内の北側には「生玉の杜」と名付けられた、木々や緑に囲まれたスポットもあります。季節によって、梅、桜、椿、アジサイなど、さまざまなお花が楽しめるそうですよ。都心とは思えない静寂な雰囲気のなか、気分をリフレッシュするのにおすすめです。

ここは、芸能上達の神「浄瑠璃神社」、土木建築の神「家造祖神社」、金物・カマドの神「鞴神社」、勝運・方除の神「城方向八幡宮」が並んで鎮座しているエリア。

高山さんがいちばん気になったというのが、「稲荷神社」「源九郎稲荷神社」の並びにある「鴫野神社」。女性の守護神として崇められ、秀吉夫人の淀君が崇敬したと伝えられています。「縁結びだけじゃなく、悪縁切りのご利益もあるなんて。さすが女性の守護神ですね」と高山さん。

ご参拝後は、ゆっくり散策道を戻り、身も心もスッキリした状態で帰路へ。

生國魂神社
大阪市天王寺区生玉町13-9
☎06-6771-0002